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排泄ケアを考えよう6

関連キーワード: [ 介護の知識(36) ] [ トイレ・排泄(7) ] [ むつき庵(7) ]

2013-03-27

いよいよ今回から「おむつ」について紹介します。ひと口に「おむつ」といっても種類は様々。一般的にはパンツ型紙おむつ、テープ止め紙おむつ、尿パッドなどがよく知られているでしょう。それらは大きく分けると、「内側で尿などを吸収する〈排泄インナー〉」と「外側で排泄インナーを留める〈排泄アウター〉」に大別されます。そうした品々を単体で使ったり、また組み合わせたりすることで、一人ひとりに合った「おむつ」を探っていくことが大切。排泄ケアを受ける人、ケアをする人、双方にとって何が最善なのかを考えていきましょう。その前提として、まずは代表的な「おむつ」の種類について紹介していきます。

●パンツ型紙おむつ
排泄アウターの一つ。柔らかい紙でできており、テープ止めタイプに比べると圧迫が少なく、履き心地も良い。また普通のパンツのように上げ下げがしやすいのも特徴。ベッドから離れることができ、トイレやポータブルトイレで用を足せる人を想定している。紙の排泄インナーと組み合わせて使うことも可能。
●テープ止め紙おむつ
排泄アウターの一つ。防波堤の役割をする立体ギャザーの中に大きな吸収体があり、紙の排泄インナーを組み合わせて使える。ベッド上で寝ている状態の人が使うことを想定しており、テープ止めでしっかり固定できる反面、おむつの上げ下げは難しい。また自分で外すことはできても、止めることは困難。
●尿パッド
排泄インナーの一つであり、代表的なもの。パンツ型紙おむつ、テープ止め紙おむつなどの排泄アウターと組み合わせて使える。大きさや形状、吸収量、吸収スピード、通気性、消臭効果など、製品によって特徴は様々。日中や夜間、肌の状態、介護の状況、経済性など、それぞれの状況に応じて選ぶことができる。
●その他
《2wayパンツ》 見た目はパンツ型に近いが、テープ止め紙おむつのように使える。日中はベッドから離れられるが、夜間は介護者がおむつ交換するという人に最適。
《軽失禁パンツ》 ふだん履いているようなパンツに吸収体が付いている。少しの尿漏れなら衣類の濡れを防げる。
《布のホルダーパンツ》 尿パッドの固定に優れた布のアウターで、吸収体は付いていない。ショーツ型、ロング型、前開きタイプなど様々なものがあり、皮膚にも優しく、洗って何度でも使用できるのが良い。

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浜田 きよ子
高齢生活研究所所長、排泄用具の情報館「むつき庵」代表。母親の介護をきっかけに、高齢者の暮らしを広げる道具について学ぶ。以来、福祉用具の選び方や使い方を伝える中で、介護に関する相談を受けている。2003年より排泄用具の情報館「むつき庵」を開館。『ヘルパー以前の介護の常識』(講談社)、『排泄ケアが暮らしを変える―百人百様の老いを支えて』(ミネルヴァ書房)など多くの著書がある。

[会社概要]

排泄用具の情報館
むつき庵

TEL: 075-803-1122
住所: 京都市上京区下立売通黒門西入橋西二町目648
営業時間: 10:00〜17:30(入館17:00まで)
※月〜水曜は予約制。詳しくは問い合わせを。
定休日: 日曜・祝日・館外研修日

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